educationsalonの日記

Education Salon

教育についての記事。教育現場のあまり知られていない情報をあげています。

予備校選びのポイントの一つ「講習費」

国公立大学前期入試が終わっていない中、早いところでは2月コースと次年度に向けてスタートダッシュを切ろう!と生徒募集が始まっています。(もちろんEducation Salon OSAKAも生徒を募集しています。ご興味のある方は是非一度アクセスをhttps://r.goope.jp/educationsalon
2月から始めるメリットは、多くの受験生がまだ今年度の受験に向けて走っている中で、次年度入試に向けて早くから基礎固めを始められる点です。
ほぼ全ての予備校は4月〜7月の前期授業では基礎固めを行います。それを前もって2月から始められるので、基礎固めが2月〜5、6月にズレます。
そのため苦手科目に多くの時間を回すことができる、ライバルが基礎固めを行っている中、早くから応用問題や実戦トレーニングができるなどなど、有効な時間の過ごし方と言えるでしょう。
それに対してデメリットは2月からラストスパート!と気張りすぎると途中で息切れしてしまわないかという危惧されます。
個人的には2月から始めても、肩の力を入れすぎず、卒業旅行など友だちとの時間も楽しみながら無理のない範囲で進めればいいのではないかと甘々に考えています。

 

そんな予備校選びのポイントをあげさせてもらいます。
浪人するときにどこの予備校に入るかは、予備校のインフラ、合格者数、自宅からの距離、講師の授業のクオリティ、スタッフの生徒へのメンタルケア、自習環境、学費などなど。挙げはじめればキリがありません。
自分が「頑張る」とモチベーションを担保してくれるのでしたらどこの予備校でもいいと思います。正解なんてありません。自分で正解にできる予備校を選びましょう。

 

今回は予備校の学費についてです。
どこの予備校のHPを見ても年間の学費、半期分の学費が載せられていますが(どこの予備校も学費までたどり着くのが困難ですが)、見逃しにがちになるのが掲載されている学費が「講習費含む」か「講習費除く」かです。
駿台や河合塾といった大手予備校の場合ですと、夏期講習や冬期講習は定額制ではなく、受講講座数×料金になります。
季節講習は予備校にとってのセールスポイントですので、1期間に1つは受講しようと勧められます。A期からJ期までの約10期×約2万円ですので、言われるがままに受講すると夏期講習だけで約20万円追加でかかります。春期講習や冬期講習も含めると値段はさらに上がります。
多くの予備校の授業料は「講習費除く」で書かれていますので、掲載されている以上のお金が必要になりますので、注意してください。

 

また月謝制にできるかも大きなポイントです。
月謝制ならば月毎の支払いですので、自分が嫌だと思えば辞める、別の塾や予備校に変えることができますが、一括納金ですとお金の問題からなかなか辞めることはできません。
(そういった部分が嫌だったのでEducation Salon OSAKAは月謝制、完全振替授業を実施しています。詳しくはHPを)
半期分ごとの2回の分割入金よりも1年分の一括入金の方が安くなるからと、一括入金したがために、予備校の環境と合わなかったとしても辞められないと悲しい思いをする生徒もいます。

 

大手予備校の高卒コースの料金はどこも入会金10万円、授業料70万〜80万円程度で、さらに季節講習代が必要となります。
医学部予備校となると年間300万〜500万円に季節講習代がかかりますので、600万〜800万円となります。医学部予備校は個別指導ですので、集団指導の大手予備校よりもはるかに値段は上がります。

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https://juken-mikata.net/support/yobikou.htmlyより引用

 

お金は予備校選びのポイントの一つです。
塾・予備校側は当然いい部分しか伝えません。本当に自分が頑張れる予備校はどこでしょうか。成績の上がる環境かをしっかり吟味して、塾・予備校を選択してください。
そのときにこの記事が少しでも誰かの役に立つと幸いです。

 

 

いかがでしたか?
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