educationsalonの日記

Education Salon

教育についての記事。教育現場のあまり知られていない情報をあげています。

オンライン生であっても年に1回はお会いしたい

緊急事態宣言が解除されつつある中で、学習塾・予備校の対面授業も再開し始めてきました。集団指導の学習塾・予備校は約2ヶ月の遅れを取り戻すために、ここから必死でしょう。
映像授業やオンライン授業への整備が遅れた大手予備校は特に大変です。夏期講習期間返上で、レギュラー授業に臨まなければなりません。
塾・予備校にとって、夏期講習期間は売り上げの伸びる重要な時期です。それが今年はうまく設置できないので、売り上げとしても、授業を行えなかった分、生徒の学習定着度としても、昨年のようにはいかないでしょう。
このコロナの外出制限によって、学びに対するモチベーションが低下した子どもの割合は約50%にも当たるとのアンケート結果も得られました。(小学校1年生から高校3年生までの全学年を対象にしたアンケート結果より)
モチベーションを取り戻すところからのリスタートです。2020年度入試がどのように行われるかはっきりしない中で、ビフォーコロナに描いていた未来はもうありません。

 

Education Salon OSAKAは2020年度はオンライン授業のみになると予想しています。
授業だけでなく、生徒面談も保護者面談もZOOMによるオンラインで行う予定をしています。
これは生徒さんからのオンライン授業による満足度と、感染拡大防止に向けてです。
学習塾・予備校は対面の授業による営業再開をするにせよ、経済産業省による「学習塾事業者における新型コロナウイルス感染症対策ガイドライン」に従わなければなりません。

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咳エチケットの徹底や、手指の消毒設備の設置、休憩スペースの常時換気など、ガイドラインなんてロクに読まず、対応していない学習塾。予備校は多そうです。
新型コロナウイルスは収束した、集団免疫を手に入れたと言えない状況は変わりません。そんな中で、Education Salon OSAKAとしては感染拡大防止に向けても、オンラインを中心に営業を進めていきます。

 

オンライン授業は立地を選びませんので、通信環境さえあれば全国どこで暮らしていても、国内でなくとも受講することはできます。現に海外の学校に在籍して、オンラインで受講している生徒もいます。
日本の大学への進学を希望している海外在住の学生は多くいます。日本の受験は長い歴史もあり、完成されています。海外の学校教育では、日本の大学の一般入試で合格する能力は身につきません。(数学は特にそうです。日本の数学教育はやはり、非常に高度で複雑です。)
そんな海外の生徒を含め、遠方の受講生であっても年に1回はお会いしたいと考えています。さすがに今年は海外や遠方に行くのは難しそうですので、京阪神圏ぐらいしか行けませんが、収束してからは、年に一度はお会いできるように家庭訪問のような時間を設けさせていただきます。ご家庭に入ることが難しい場合ですと、近くの駅の喫茶店などで面談することになるケースもあるでしょう。
どんな形であれ、年に1度は現地に行かせていただこうと考えています。

 

授業だけでなく、面談もオンラインで行うことが自然になっていく世界線の中で、これは時代の大きな流れに逆行しているとも言えます。
なぜそんなことを行おうとしているのか。
それは実際に対面で会うことによって、お互いの佇まいを知ることができるからです。
新型コロナウイルスによる外出制限で、企業の面接もオンラインで行われるようになり、実際に対面で会う訳ではないので、企業に対する熱意や人間性が伝わらないと言う就活生がいます。熱意や人間性は形のあるものではないので、合理的に考えると、対面でもオンラインでもわからない、見えないという意見もわかります。
直接会うことで伝わるのはその人の佇まいです。
その人が作るのはどんな空気感か、どんな動きで喋るのか、自分の生活圏内に入ったときにどんな反応が起きるのか。アート作品を見て、自分の心がどのように揺さぶられるかに近いですね。数学の解法を伝えるのはオンラインでも十分可能ですが、会うことによって生まれる、お互いの佇まいによって生まれるその時だけの雑談があります。
そういった両者の佇まいは、会ってこそ伝わるものが何かあると思い、年に1度はお会いしたいと考えています。

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もちろん参加は任意ですので、断っていただいても構いません。

 

保護者様から「そこまでする学習塾はない」と言ってもらえたこともあります。これをすることで、少しでも事業に対する熱量や、生徒をよく見ようという気持ちが伝われば幸いです。
学習相談や、面談はいつでも受け付けていますので、何かありましたら、お気軽にご連絡をしてください。
特に今ですと、9月入学についての問い合わせが多く寄せられています。これに関してはぼくたちだけでなく、どこの学習塾・予備校でもわからないでしょう。ですので、大学の教授や講師からどんな様子なのか聞いて、お伝えしています。
力及ばずな部分もあると思いますが、Education Salon OSAKAができることは全て行いたいですので、ご協力できることがありました、お申し付けください。

 

 

いかがでしたか?
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