多忙で、ブラック労働、定額働かせ放題と言われる学校の先生という仕事。
今ですと公立・私立問わず、新型コロナウイルスの影響でカリキュラムの消化や受験、卒業式などで、さらにバタバタしているでしょう。
おそらく学校で一番ひーひー言いながら働いているのは教頭先生ではないでしょうか?もちろん、定額働かせ放題ですので、みんなひーひー言っているのだと思いますが。
にも関わらず、45歳の教頭先生で基本給は45万円です。年金や保険など除いて、手取りでも40万ちょいではないでしょうか?
今回は学校の先生の給料について考えてみました。
以前にも書きましたが、学校の先生は三種類に分かれます。(https://educationsalon.hatenablog.com/entry/2020/01/29/041956)
講師と教諭や、公立と私立では給料の形態は変わりますので、ざっくりとした金額のお話になります。
小学校の教諭・教員の平均年収は約350万円、544万円、640万円などと、ホームページごとに掲載されている金額が異なります。一体どの値が正しいのでしょうか。
公立学校の場合、先生は公務員ですので、所属する自治体、年齢、勤続年数などによって誤差はあります。ですので、年収も個人で異なります。
とはいえ、新卒の平均年収が200〜250万円と言われている中で、この数値を見ると非常に高給に見えます。
この図を見て下さい。
(https://www.mext.go.jp/component/b_menu/other/__icsFiles/afieldfile/2018/03/28/1395303_01.pdfより引用)
小・中学校では50代が一番のボリュームゾーンです。
50代と20代では20万円近く月収の差があります。
学校の先生の平均月収は約36万円と求められますが、平均年齢は42.8歳とそこそこ高い値になります。
高給の人口が多ければ、そら平均値は上がるよねという話です。
総務省の資料からおおよそで月給を算出すると、以下のようになります。
22歳:約21万円
25歳:約24万円
30歳:約29万円
35歳:約33万円
40歳:約37万円
45歳:約40万円
50歳:約42万円
55歳:約43万円
(参考:https://www.soumu.go.jp/main_sosiki/jichi_gyousei/c-gyousei/kyuuyo/h29_kyuuyo_1.html)
簡単に言うと「年齢=ほぼ月給」と考えられます。
あくまで月給であり、これにボーナスが約3ヶ月分増えた「年齢×15」が年収にあたるのではないでしょうか。
年金や保険、部活動手当などを考慮するとまた変わるかもしれませんが、目安としてはいいのではないでしょうか?
いかがでしたか?
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