塾の基本コースは小学生ならば算数と国語、中学生からは数学と英語となります。
英語が本格的に始まるのは中学生からで、中学生の学習塾で英語と数学に重きが置かれることは自然なことです。中学校で英語の核になるような部分は全て学びますので、中学生の英語は非常に大切です。
しかし大学受験を考えたときに、現在の英語のウェイトの大きさに対して疑問が残ります。
（引用：https://resemom.jp/article/2017/12/20/41956.html）
学生時代にイギリスに語学留学をしました。日常会話はできるようになりましたが、大学受験突破のために学んだ知識はほぼ役に立ちませんでした。中学校レベルの英語だけで日常会話はできるようになります。
ダメなのでしょうが会話になると時制なんて現在、過去、未来だけで、完了形なんて考えませんでした。
受験英語はスピーキングに最適化されていません。
日本人は６年間（大学を入れると８年近く学びます）も学ぶにも関わらず、英語という語学を会話という一番必要な場面で使うことができません。
ですので、大学入試改革でセンター試験から共通テストに変わり、英語が一番大きな変更がありました。今後共通テストでリスニングのウェイトが大きくなります。スピーキングが得意でない先生は大変でしょう。
現在、大学受験を対象とする授業の中心となるのは、数学と英語ですが、英語よりも数学と国語の方が大切だと考えています。
「受験で大切なのは英語！」と言う講師の方はいます。
その理由としてブレの幅が狭いからだと言います。偏差値が６０ならば記述模試でも安定して１４０点近くをとることはできる。難しい問題であっても偏差値に見合う得点が望めるからです。
確かにその通りです。英語は数学に比べるとブレは小さいでしょう。
数学は大問1つ、(1)を落としただけで、残りが全てズレてしまい、１問でマイナス４０点となることもあるでしょう。
しかし、逆に言うと数学は１問合わせるだけでプラス４０点が狙える教科です。
今回のセンター試験でうまくいかなかった、自分の期待通りの点数が取れなかった現役生は大勢います。
その中でよく耳にするのが「数学が終わった」「数学でコケた」という声です。
センター数学の対策をしていなかったから？
問題の傾向が変わったから？
問題の難易度が上がったから？
後から理由づけすることは簡単でしょう。しかし、数学の講師としては「傾向は別に変わっていないし、難易度も特別高いということはありません」と答えます。
単純に数学の学習時間が足りていないのではないでしょうか？
あの問題で平均点が100点/200点なのは問題です。共通テストのプレテストから判断するとこのままだと平均点はさらに下がることになります。数学は共通テストのプレテストのほうが圧倒的に難しいです。
（引用：https://examist.jp/centersiken-heikinten/）
受験は算数と数学で決まると言っています。
それは数学は期待値が高いからです。
今回のセンター試験でボーダーからビハインドがあったとしても、ビハインド４０点ぐらいでしたら、数学で他の受験生が５問中３問答えればいいところを、４問答えればいいだけです。それが難しいということはわかります。しかし、目標が明確になるのは勉強を進める上で力強くないでしょうか？
英語や国語ではビハインド４０点を逆転する答案はなかなか作れません。単純に偏差値を10ポイントほど上げなければなりません。英語のブレの小ささが逆転力の低さになります。
数学を得意にする、得点源にすると受験においてはこれほどまでに力強い教科はないと考えています。
数学が苦手な生徒は非常に多いです。
自分の興味があるのが理系分野であるのにも関わらず、「数学ができないから」と自分のやりたいことを諦める生徒がいるぐらいです。
しかし、たかが数学程度で自分のやりたいと思えることを諦めて欲しくないと考えています。
あなたが嫌いな数学であっても、正しくモチベーションを担保して、丁寧な解説・進め方の下で学習するときっとできるようになります。
これまでにうまく伸ばすことができなかった方は是非、Education Salon OSAKAにご相談を。
いかがでしたか？
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数学が苦手な方、数学の定期テストで高得点を取りたい方、数学の力をさらに伸ばしたい方。学習相談や進路相談など、お気軽にお問い合わせして下さい^ ^
