educationsalonの日記

Education Salon

教育についての記事。教育現場のあまり知られていない情報をあげています。

今の子どもは大人が思っている以上に時間がない

スマホとインターネットが伸びた結果、遊び方が変わりました。
簡単に言うと、遊び方に「スマホ」が入ったということです。
日本でiPhoneが発売されたのが2009年。
そこから約10年の間に目覚ましい進歩を遂げました。
その一つに「スマホ依存」という言葉が生まれてことも挙げられます。

 

スマホは子どもの遊び方を変えました。
ゲームや動画や音楽といったエンタメを無料にして、お手軽なものにしました
スマホ以前の据え置き型ハードや、携帯ゲーム機が主流だったときは、新しいゲームを手に入れるためにお家の方に許可を求めなければなりませんでした。
なんなら、アニメといったテレビ番組でさえレンタルが主流でしたので、お家の方の許可が必要だったでしょう。
スマホはこの文化を無くしました。
Wi-Fi環境があれば、好きなだけ楽しむことができます。しかも簡単です。
この遊び方の中毒性は高いです。依存性と言われるほどです。
〇〇依存の〇〇にはネガティブな言葉が入ることが多いです。

 

子どもの遊び方にスマホが入った結果、一人で遊ぶ機会が増えました
それの影響もあるでしょう、子どもの遊びに「野球」はほぼ消えました。
野球は人数のいる遊びなので、複数名が同じ時間に同じ場所で集まることが今のスマホ時代では難しくなりました
もしかしたら、中島くんは化石なのかもしれません。

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フィギュアスケートや卓球といった個人種目が伸びているのは、この影響もあるでしょう。
野球という人数の必要な種目から、フィギュアスケートという個人種目に流れました。

 

子どもの主な時間の使い方は「勉強」「学校」「遊び」「家庭」に分かれます。
「学校」の時間は基本的にずっと変わっていません。
しかし、スマホによって「遊び」の時間が増えて、「勉強」の時間が減りました。
それほどまでにスマホが劇薬だったのでしょう。
「勉強」の時間は減りましたが、志望校合格のために学ばなければならない知識量は変わりませんし、投資しなければならない時間量は変わりません。
その結果、学習に効率を求めるようになりました
今の子どもは大人が思っている以上に時間がありません

 

しかし効率的な学習なんてありません。暗記の得意不得意はあるでしょうが、結局は量です。
頑張っても数字が出ない方はまだ量が足りていないだけです。
厳しい話になりますが、努力をしても成績が上がらない人は単純に量が足りないだけです

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「頑張っている」というマインドが成長を止めています。
ぼくも今こうして数学の授業が行えるのは何冊も問題集を潰し、何年分も過去問をといて、1万時間以上授業を行って、改良に改良を重ねてきたからに他なりません。

 

時間がないからこそ、時間を周りの生徒よりも多く投資して、量をこなすだけでライバルと差をつけられます。
ビジネスと同じです。
結局、ラクな儲け話なんていうのはなく、地道な努力の積み重ねでしかありません
今の情報が民主化された時代では、時間がかかること、面倒であればあるほど競争相手が少ないからコスパがいいです
このブログもそうだと信じて継続しています。

 

 

いかがでしたか?
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